

今、世界の陸地の約3割を占める森林の破壊が深刻な問題となっています。森林が減るとCO2を吸収する量が減るというのはよく知られていますが、CO2の排出量が増えるということはあまり知られていません。
しかし実際は、木を切るとき、木を加工するとき、さらには焼却されるときにCO2が排出されます。

ある試算によると1トンの木が伐採されると約3トンのCO2が排出されることが分かっています。人為的な原因で発生するCO2のうち8割が化石燃料の消費によるものですが、2割は森林破壊によるものと考えられています。(IPCC第4次評価報告書)また、自然災害などで倒木が起こった場合も、それはやがて腐り、地球温暖化の原因となるメタンガスが発生します。森林の減少は、温暖化の加速につながるのです。