
制作エピソード
■背景
今回のテーマは、ケナフ繊維強化バイオプラスチック。
文字面からは想像しにくいのですが、
ようするに植物からつくられたプラスチックのこと。
NECは世界で初めて※、このバイオプラスチックを携帯電話に採用しました。
もちろんいままでも植物由来のプラスチックは存在していましたが
携帯電話に使う素材は、落下などに対する強度が厳しく求められており
なかなか実機での採用までには至りませんでした。
NECはケナフの繊維を加えることで強度基準をクリアし、
実機に使用することを可能にしたのです。
※当社調べ
■制作意図
植物由来のプラスチック!をケータイに使う。
古来より、自然素材を上手に使ってきた
日本人らしい発想といえるのではないでしょうか。
CMではその発想そのものを表現の中心に据えました。
主人公は、木や竹や草。そしてケナフ。
それらの自然素材から生まれる“モノ”はそもそもエコだ、
というのが隠されたメッセージです。
撮影では6人の本格的な職人さん※にご協力いただき
自然素材からつくられる草履や畳や籐椅子、江戸指物などの
制作工程を撮らせていただきました。
監督は数々の受賞歴を誇るアーティスト/アートディレクター、タナカノリユキ氏。
職人さんたちの手と自然の素材が生み出すエコな瞬間。
のべ28時間にもおよぶ撮影のなかから選ばれた力強い映像。
植物からつくられたケータイの誕生!という驚きを
シンプルに伝えることができたと思います。
撮影場所: 角川大映撮影所
※ 江戸簾・わら細工・江戸指物・畳・籐工芸・箒をつくる職人の方々です。