
プラスチックを強くした秘密は、ケナフ繊維の長さ。NECは、すべてのケナフ繊維を最適な長さに均一にカットする技術を開発し、ケナフ繊維強化バイオプラスチックの実用化を実現しました。

ケナフ繊維とポリ乳酸を混合し、いよいよケナフ繊維強化バイオプラスチックができあがります。さらに、ゴムのような柔らかい植物製素材を加えて粘りを出し、全体的な強度をあげます。
※実際の製造場面とは異なります。

ケナフ繊維とポリ乳酸から生成されたケナフ繊維強化バイオプラスチックは、機械からうどん状に押し出されてきます。通常は一度、粒状のペレットに加工され、再度、機械で加熱して溶かされて、成形されます。

ケータイなどデザイン性の高い製品には、溶かした材料を型に射出する方法が使われています。この方法は、ノズルから材料を射出するため、ノズルのつまりの原因になることは従来避けられており、天然繊維を混ぜることなどは、ほとんど行われていませんでした。
しかし、NECは高度な繊維の加工技術などにより実現しました。

こうして出来上がったエコケータイのボディに使用している材料は、植物純度90%を維持し、材料生産時のCO2排出量を約50%も削減しています。