Flash版

ケナフ繊維強化バイオプラスチックとは
〜今までのバイオプラスチックとの違い〜

博士

みなさんから、ケナフ繊維強化プラスチックと
今までのバイオプラスチックとの違いについて
多くの質問をいただきました。

ポイントは2つあります。

・今までのバイオプラスチックは強度が弱く、折れやすく、さらに、熱でも変形しやすかった。
・強度や耐熱性を上げるためには石油系材料の添加が必要で、植物の純度は半分以下に下がっていた。

NECのケナフ繊維強化バイオプラスチックでは
植物純度90%を保ちながら、強度と耐熱性を向上させることに成功。
その違いを表にすると、以下のようになります。

種別/植物度※1/衝撃強度/耐熱性(熱変型温度 ※2)/使用できる用途
「ポリ乳酸単独」 100% 4.4KJ/m2 〜60℃ 食器・梱包材
「ケナフ+ポリ乳酸」 90% 約9KJ/m2 〜150℃ 携帯電話・PC・耐久製品(強度と耐熱性は約2倍以上)
※1:無機成分を除く有機成分中の植物成分率
※2:低荷重(0.45MPa)

博士 これにより、より多くの製品に利用できるようになり、
環境負荷も石油系プラスチックと比較して、
素材の製造工程で排出されるCO2を約50%削減できます。

NECでは、このケナフ繊維強化バイオプラスチックの難燃性をさらに向上させ、2008年度内にパソコンに採用する予定です。

強度や耐熱性に優れたケナフ繊維強化バイオプラスチックは、IT製品はもちろん、今後、家具などの一般耐久財への応用が期待されています。